駅に出す広告で印象的な色使いとは

駅に出す広告で印象的な色使いとは

駅に出す広告で印象的な色使いは、どの場所に出していくかで微妙に異なります。
例えば駅のホームで看板広告を掲出するはあいだと、その周りに利用されていない色を用いると効果が出るようになります。
構内では、注意を示すための黄色や黒などといった目立つ色が多く利用されているからです。
このような注意を喚起するような色とは反対のものを利用すると逆に目立つようになります。
電車の車内で利用するなら、白や黒は避ける方が良いとされています。
これは乗客の服装がそのようなものが多いためで、周りの背景によって目立たなくなるからです。
もちろん中吊りの場合や、ドアステッカーでも微妙に異なっていてドアステッカーの場合は逆に外の背景色に気をつかう必要があるでしょう。
このように、どの場所で利用するかで最適なものは変わってくるのが特徴です。
加えてどれくらいの乗降客がいるかが、見てくれる確率を左右し色以上に重要な要素であることは言うまでもありません。

駅広告はインパクトのあるデザインやキャッチコピーを

駅のホームの通路や柱などに様々なポスターが貼られています。
大きな駅になれば、壁一面の巨大なサイズのものもあり、インパクトがあります。
あの大きなポスターの前でと待ち合わせに利用する人も多いと思います。
駅の広告には、その場所にいれば必ず目にするという視認性や、繰り返し目に入ることで浸透していくという反復効果が期待されています。
一方で、同じ場所に同じサイズのポスターが並んでしまうため、他社との差別化が難しく、思ったほど効果がなかったという声も聞こえてきます。
そのためには、よりインパクトのあるデザインやキャッチコピーが重要となってくるのですが、必ず電鉄によるデザイン審査があります。
特に公共性の高い駅構内での掲載となりますので、審査も一般的には厳しく時間も要すると言われています。
審査で指摘された箇所は修正しなければなりませんので、過激な表現や、誤解をまねく文言は使用できなくなります。
こういった事を考慮しながら広告媒体を検討してみてはいかがでしょうか。

著者:河原亘

筆者プロフィール

兵庫県神戸市生まれ。
広告に関する記事を書いています。